東大生の勉強法
みかみ著 「月に1億円稼ぐ現役・東大生社長の勉強法」
目次
ニューロサイエンス学習法の三ステップ
1.インプット
三ステップの一つ目。それは新しいことを知ること。つまりインプットをすること。
2.アウトプット
次にアウトプットです。これは新しい情報を頭の中から取り出すことです。
3.テスト
最後はテストです。これは忘却を食い止めるためにするものです。
インプット→アウトプット→テスト。この三ステップをひたすら繰り返すことが勉強においてとても重要です。
集中力を立て直す「スモールステップの原理」
人は30分~40分で一旦集中が途切れるといわれています。
そのため、集中力を切れないようにはどうすれば良いかを考えるより、切れた集中をどう立て直すかが重要になります。
その方法には、「スモールステップの原理」というものがあります。これは、心理学者であるバラス・スキナー氏が唱えた原理です。
これは、目の前のタスクを小さなステップに細分化して少しづつ達成していくという方法です。
例えば、勉強している間に集中が切れてしまった場合、今解いている問題を解くための動作を細分化します。
具体的には、まずペンを持つ、次に問題文を読む、そして答えを考える。このような具合です。
何事も取りかかる時が一番つらいものです。その最初の一歩を小さく設定して取りかかりやすくすればいいのです。
関連性をつける
知識は自分の頭の中にすでにあるものとのつながりがないと、すぐに忘れてしまいます。知識はつながってくっついて増えていき、強固になるものです。そのため、新しいことを覚えるときは関連性をつけることが重要です。
一極集中勉強法
これは、著者であるみかみさんが実際に実践していた学習法です。
一極集中勉強法が効率である科学的根拠を示すものとして、「エビングハウスの忘却曲線」というものがあります。これは、人が時間がたつにつれて、どれだけ忘却するかを示したグラフです。
このグラフによれば、何かを学んだあと20分後には42%を忘れているそうです。また、1時間後には、56%、Ⅰ日後には74%、7日後には77%、そして1カ月後には79%忘れてしまいます。
1時間後には半分以上忘れてしまうのに1時間ごとに違う科目を勉強しても効率的とは言えません。
毎日同じ科目の勉強をして、忘れるすきを与えない。それが効率的な勉強だといえます。
参考にした書籍
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