スタンフォード式 最高の睡眠

 

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スタンフォード式最高の睡眠 [ 西野精治 ]

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目次

 

 

睡眠の法則

レム・ノンレムの周期に関わらず、睡眠の質は、眠り始めの90分で決まる。

最初の90分でつまずいてしまうと、どれだけ長く寝ても自律神経が乱れ、日中の活動を支えるホルモンの分泌にも狂いが生じてしまいます。

どんなに忙しくて時間がなくても「最初の90分」をしっかり深く寝ることができれば、最高の睡眠がとれるということです。

 

 

レム・ノンレム睡眠

人は寝ているとき、ずっと同じように寝ているのではありません、眠りには、レム睡眠とノンレム睡眠があります。レム睡眠とは、脳は起きていて、体が眠っている状態。

ノンレム睡眠は、脳も体も眠っている状態です。この2種類の睡眠を繰り返しながら眠っています。

寝付いたとすぐに訪れるのは、ノンレム睡眠です。その中でも最初の90分間のノンレム睡眠が睡眠全体の中で最も深い眠りになります。

 

 

最初の90分が「黄金」のなる3大メリット

1.寝ているだけで「自律神経」が整う

入眠して眠りが深くなっていくとき、交感神経の活動が弱ま副交感神経が優位になります。

逆に、レム睡眠に入ると交感神経が活発になります。

活動時は交感神経、休息時は副交感神経という自律神経の役割交代がスムーズにいけば、脳も体もリラックスし、しっかり休息をとることができます。

自律神経を整える方法はたくさん紹介されていますが、「最初の90分をしっかり眠る」というのは、自律神経を」整える最高の方法であります。

 

2.「グロースホルモン」が分泌される

グロースホルモンの分泌量はノンレム睡眠の質に依存しています。

グロースホルモンは、第一周期のノンレム睡眠時のい際立って多く(70%~80%)分泌されるホルモンで、「いつもなら寝ている時間」に起きていると全く分泌されません。

成人におけるグロースホルモンの効果は、細胞の成長や新陳代謝、皮膚の柔軟性アップやアンチエイジングの役割もあります。

 

3.「脳のコンディション」が良くなる

質の良い眠りには、ノンレムだけでなくレム睡眠も重要になってきます。

たとえば、うつ病の患者には最初のノンレム睡眠が十分ではなく、レム睡眠も早くに出現する。このような患者に「レム睡眠を抑制する薬」を飲ませると、いったん症状が改善し、最初の深い眠りが整えば、レム睡眠も整うことが分かっています。

脳と眠りの関係は、まだ謎が多いが、うつ病の患者などが最初の90分が乱れていることから、「黄金の90分には、脳のコンディションを整える働きがある」という仮説が成り立ちます。

 

 

最初の90分を深くする方法

眠りを深くするには、皮膚温度と深部温度の差を縮めることが大切です。そのためには、皮膚温度を上げ、熱を放散して深部温度を下げなければいけません。

体温も上げて下げるのメリハリが大事です。

具体的には、

1、覚醒時は体温を上げてパフォーマンスを上げる

2、皮膚温度を下げて熱放散すると、深部体温は下がり入眠する

3、黄金の90分中はしっかり体温を下げて眠りの質を上げる

4、朝になるにつれ体温が上昇し、覚醒する

このメリハリがあれば、最初の90分はぐっと深くなり、すっきりと目覚められます。

 

 

就寝90分前の入浴

深部体温は上がったぶんっだけ下がろうとする性質を持ちます。

入浴により、意図的に深部体温を上げることができれば、入眠時に必要な「深部体温の下降」が大きくなり、熟眠につながります。

入浴後に体温が下がる時間を踏まえると、寝る90分前に入浴を済ませておけば、その後さらに深部体温が下がり、スムーズに入眠できます。

 

 

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