人は聞き方が9割
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目次
好かれる人がやってる「魔法の傾聴」
1.表情
世界共通語、それは英語ではなく笑顔だ。
笑顔こそ、世界中どんな人でも安心感を与え、心をひらき、そして気持ちを通じ合わせることができる最高のコミュニケーションスキルです。
初対面ではまず先に笑顔を出すことを常に心がけましょう。
「笑顔の先出し」をすることで、会話での心理学的主導権を手にすることができます。
2.うなずき
うなずきの深さのレベルを変えることで、相手の話を大きくリードできます。
弱、中、強、3段階の深さでイメージするといいです。普段は弱、相手が感情を込めたときは中、そして自分自身も大きく納得した時は強。
一辺倒のうなずきより、この強弱をうまく使い分けることで、相手の話にリズムがついてきます。
3.傾聴
二人で会話をするとき、気を付けることは、「相手にへそを向けて話す意識をする」ことです。
へそはあくまでもイメージですが、相手に体を向けるということは、心をひらいて相手に意識を向けているという心理学的ボディーアクションなのです。
4.笑い
会話において、そんなに笑いをとることを意識する必要はありません。
むしろ必要なのは、「いかに相手の話に笑うことができるか」です。
5.感賛 (感嘆+賞賛)
感嘆は相手の話に対する聞く側の驚きの表現です。たとえば、「わあ」「へー」「おー」など。
そして称賛は、相手を称える言葉です。たとえば、「すごい」「素敵」「いいね」など。
この2つをセットで使うことを意識しましょう。
「わあ、すごいじゃん!よかったね!」
こういう感じで「驚き+ほめ」をひとまとめにして相手に返していきます。
「嫌われないこと」が先決
人はだれしも何らかの不安を抱えている。まずは相手に好かれようとたくさん話すより、その不安を無くす方が先決である。
「あ、この人は安心できるな。話しても大丈夫かも」と相手に思ってもらうことが大切なのです。
具体的には、自分を否定しようとする人からは、人は離れる。自分の話暖かく聞いてくれる人に、人は集まる。
相手に好かれる前に、まずは相手に安心感を与え、不安を取り除くこと。
そのためにはまず、「やるべきこと」よりも「これはやらない」と決めることが大切です。
内容よりも感情を聞こう
人は誰しも、自分を否定されたくはありません。できれば気持ちをわかってほしいし、共感してほしいのです。
人に悩みなどを相談された時、相手の心の扉を徐々に開いていく言葉、それは「そだよね、わかる」という共感なのです。